『ポルトガルの素朴でかわいい手仕事 展』by 小匙舎
日時:2012年9月20日(木)〜10月4日(木)
場所:小匙舎+みずたま雑貨店
今年の6月にポルトガルを旅して見つけた素朴でかわいい雑貨と、
リスボンの泥棒市で出会った古い歴史を感じるアンティークを販売します。
ポルトガルを初めて旅したのは今から8年程前でした。
南欧だというのになぜか訪れたのはシーズンオフの冬。
クリスマスのリスボンには素朴でどこか懐かしいクリスマスの飾りつけがされ、
港町のナザレは人気がなく、お土産屋もレストランも軒並み店を閉め、
寂れた海辺をケーブルカーで登った白い丘の上から眺めました。
それでも魚介たっぷりの赤や黄色の鮮やかな料理や、
カフェのガラスケースにたくさん並んだ甘いエッグタルト、
アヒルのようにスカートを何重にもしてかわいい模様のエプロンをしたおばあさん達、
素朴なかごや陶製の動物達、美しい色模様をしたタイル、
そして瞳に哀愁を宿し、シャイででも実は優しい人々…。
そんなポルトガルのすべてに恋をして、
きっといつかもう一度訪れられますように…と願ったのが、
こうしてようやく叶い、ポルトガルのあちこちで買いつけてきました。
素朴でどこか古きよき郷愁を感じさせてくれる
かわいいポルトガルの雑貨たちにぜひ出会いにきてください。
詳しくは小匙舎の日誌にてご紹介してゆきます。
先々週までフランスとイギリスへ買いつけへ行ってきました。
ロンドンはずっと昔にほんのちょっと訪れただけだったので、
刺激がいっぱいで時間がいくらあっても足りませんでした。
仕入れの終わりにすこし時間ができて、
駆け足で訪れたヴィクトリア&アルヴァート美術館は、
ずっと行きたかった場所でしたが、
想像をはるかに超えた膨大で美しいすばらしいコレクションの質と量、
世界中の工芸と装飾の歴史を辿る美しい旅を堪能できる美術館で、
時間がなくゆっくり見れずに泣きそうになったほどでした。