2013.06.14 Friday
『Antonis Cardew 木のうつわ』フェアはじまりました by小匙舎
昨日は、梅雨らしい雨の一日でしたが、今日は雨もあがり、
蒸した空気は夏の訪れを感じさせます。
昨日よりパリ在住の家具職人アントニス・カーデュー氏の『Antonis Cardew 木のうつわ』フェアがはじまりました。
『Antonis Cardew 木のうつわ』by 小匙舎
パリ在住の家具職人 Antonis Cardew氏の 木のうつわとプレート
6月13日(木)〜6月29日(土)火曜休み
前回のフェアは、昨年の秋に催したので(詳しくは、前回開催時の日誌をご覧ください)、約8ヶ月ぶりの展示となります。
5月には、家族5人で日本を訪れていたアントニス一家。
その際は、骨董市や益子の陶器市、お寿司屋さんなどにお連れして、
無事楽しんでもらえたようでした。
東京以外にも、京都、パリでご紹介した木工作家の中西洋人さんのアトリエ、沖縄、
日光…と、とてもたくさんの場所を訪れたとのことでした。
実は、来日の際に企画展として開催できたらいいな…と考えていたのですが、
日本旅行の準備と、フランスで請け負ったミュージアムとレストランのインテリアの
大仕事で、アントニス自身とても忙しくなってしまい、
残念ながらお皿製作に時間を費やすことができず、
時期を遅らせてフェアとしての開催となりました。
アントニス自身も残念がって、「とても申し訳ない…」とのことでした。
アントニスの本職は、あくまでも家具職人。その創作活動の合間に、
『日常へ切り替わる創作』として、長く時間をかけて作る家具とは別に、
一日でひとつの物を完成させることのできるお皿やオブジェを製作しています。
その作業が、自分自身の創作のモチベーションを保つ為に、
また大きな作品製作のヒントとして、「とても重要なんだ」と言うアントニス。
アントニスの新作を心待ちにして下さっていた方々には、
とても申し訳ない気持ちですが、今回は前回より少なめのラインナップとなっております。どうかご理解いただけましたら幸いです。
また、重ねて心苦しいお知らせとなりますが、ユーロ高に伴いまして、
前回よりもプライスを一部値上げさせていただきました。
100円あたり30円も仕入れ値が高くなってしまったため
(どうかこれ以上高くなりませんように……)、
また仕入れ価格自体の値上げもあり、やむを得ず決断させていただきました。
大変申し訳ありませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
そして、先日もお知らせさせていただきましたように、実店舗閉店に伴いまして、
アントニスの商品の取り扱いも今回の入荷分をもちまして一旦終了となる予定です。
現在、アントニスの商品は、
フランスと小匙舎の2カ所のみでの取り扱いとなっておりますので、
ぜひこの機会に実際にお手に取ってご覧いただけましたら嬉しいです。
今回は、前回人気の高かった平皿プレート中心の入荷となっております。
サラダやパスタ、朝ごはんやディナープレートとして活躍してくれそうな
ラインナップです。
木肌もひとつひとつ違いますので、ぜひ個性豊かな無垢の木の表情をお楽しみください。
前回人気の高かったオークのLプレート。
今回は少しリムの高いボウルタイプも入荷しました。
パスタやピザプレートとして、テーブルの主役にしたい一皿です。
今回から初登場となるペアー(洋梨)のプレート。
深みのある桃褐色の滑らかな木肌で、おすすめです。
葉ものや彩りよい果物のサラダに合いそうです。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。